はじめに

つい先日なのですが、パソコン周辺機器の設定は本当に手軽になったなぁ、と感じたこと、
それに紐づいて、仕事についても考える機会があったので、書こうと思います。

※パソコン周辺機器:具体的にはプリンター設定、OSはWindows11です。

Windows 11でのプリンター追加手順

手順といっても、書くほどのものでもありません。

  1. 設定 を開く
  2. Bluetoothとデバイス を選択
  3. プリンターとスキャナー を開く
  4. 「デバイスの追加」 を押す

基本的にはこれだけです。ネットワーク上にあるプリンターが自動で検出され、あっけなく接続が完了しました。

昔の手間を振り返ってみる

「昔はこうだった」と語るのも野暮かもしれませんが、Windows7あたりの時代を思い返すと、
プリンター1台追加するのも一苦労でした。

付属のドライバCD-ROMを読み込ませ、一覧の中から自分の購入した型番を探し出し、
セットアップガイドに従って順番にインストールを進める。。。

途中、うまく認識せずにドライバを再インストールしたり、メーカーのサイトから最新版を探して
ダウンロードしてきたりといった作業が当たり前でした。

それが今や、OS側の標準機能だけでほぼ自動的にセットアップが完了します。
技術の進化と、裏側での標準化の努力には頭が下がる思いです。

「自分で解決する楽しさ」から「最短で終わらせる効率」へ

私事になりますが、昔はこうした設定周りのトラブルや不便さに立ち向かい、
自力で解決すること自体があまり苦になりませんでした。
むしろ、ちょっとした技術的なパズルを解くような感覚で楽しんでいた節すらあります。

しかし最近は、この手の手間は「可能な限り最短・最小限の労力で終わらせたい」という気持ちが
圧倒的に強くなっています。

理由はシンプルで、「自分にしかできないこと」や「本当に時間をかけるべき仕事」に時間を使いたいからです。

もし今、プリンターの設定で予期せぬエラーが起き、時間を取られそうになったとしたら・・・
おそらく自分は、原因究明に何時間も費やす前に、USBメモリを持って近くのコンビニへ印刷しに行くと思います。

目の前の急ぎの仕事を終わらせることが最優先であり、プリンターの設定トラブルの解消は、
その後の空き時間に落ち着いてやればいい。時間の使い方の優先順位が、明確に変わったのだと感じます。

良い体験が次の「選択」を作る

今回、ストレスなくスムーズに設定が終わったとき、
素直に「マイクロソフトやプリンターメーカーに感謝したいな」という思いが湧きました。
ユーザーに無駄な手間を感じさせない設計は、それだけで価値があります。

こうして得られた小さな「良い体験」や「快適さ」の積み重ねが、
次もまたWindowsを選び、同じメーカーのプリンターを買おうという気持ちにつながっていくのだと思います。

翻って自分自身の仕事に目を向けたとき、
自分もお客さまに対してこのような「ストレスのない、確かな価値」を提供できているだろうか、
と考えさせられました。

巡り巡って長く選んでいただける存在であるために、日々の仕事で何を提供していくべきか。
プリンターひとつ追加しただけですが、不意に自分の姿勢を見直す良い機会になりました。