引用元:EWC

はじめに

今回もバイクレースについて書きます。笑

レースとしては、2026年シーズンのFIM世界耐久選手権(EWC)です。

先日、9/19、20に、EWC最終戦、ボルドール24時間レースが行われました。

長く追いかけているバイクレースですが、最終戦が終わると、いつも独特の静けさと寂しさが漂います。
もう終わり・・・早いですね・・・

最終戦も、「ヨシムラSERT Motul」の戦いを見届けました。

まず最終戦の結果ですが、優勝はBMW。そしてヨシムラは2位でのフィニッシュとなりました。

24時間という過酷な時間を無事に走り抜いたチームとライダーの皆さん、本当にお疲れ様でした。

EWCとボルドール24時間について

ここで簡単に、EWCと最終戦の舞台について触れておきます。

  • EWC(FIM World Endurance Championship)
    市販の1000ccバイクをベースにしたマシンで、数時間から24時間におよぶ長時間を走行する
    耐久レースの世界最高峰です。1台のマシンを複数のライダーで交替しながら走り抜き、
    スピードだけでなくマシンの耐久性やチームのピット作業の正確さが問われます。
  • ボルドール24時間(Bol d’Or)
    フランスのポール・リカール・サーキットで開催される、伝統ある24時間耐久レースです。
    約1.8kmにも及ぶ名物の超高速ストレート「ミストラル」が有名で、
    マシンとエンジンに極めて高い負荷がかかる過酷な一戦として知られています。

2026年シーズンの結果と、ヨシムラの戦い

最終戦を終え、2026年シーズンの年間ランキングは以下の結果となりました。

  1. 1位(チャンピオン):BMW
  2. 2位:ヤマハ
  3. 3位:ヨシムラSERT Motul

ヨシムラは昨年の年間2位から一つ順位を落とし、ランキング3位でシーズンを終えることになりました。
ファンとしては悔しさが残る結果です。

今シーズンのヨシムラの各戦の成績は以下の通りです。

  • 第1戦:2位
  • 第2戦:4位
  • 第3戦:6位
  • 第4戦:2位

全4戦を通じて安定して上位にはつけつづけたものの、惜しくも「1勝」を挙げることができませんでした。

なお、今シーズンの各メーカーの勝利数は以下のようになっています。

  • BMW:2勝(第2戦、第4戦)
  • ヤマハ:1勝(第1戦)
  • ホンダ:1勝(第3戦)

EWCのポイントシステムは少し特殊で、レースの最終順位だけでなく、
予選の順位やレース途中(8時間経過時点、16時間経過時点など)の通過順位によってもポイントが加算されます。
そのため、必ずしも勝利数が最も多くなくてもチャンピオンを獲得することは理論上可能です。

しかし、やはりシーズンを通して一度も表彰台の一番高い場所に立てなかったというのは、
応援している側としてもどこか寂しさを感じてしまうのが本音です。

参戦1年目で戴冠したBMWの凄み

今シーズン、強く印象に残ったのは間違いなくBMWの強さでした。

BMWのマシン(M1000RR)は、スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)でもチャンピオンを獲得しており、
マシンポテンシャルの高さは折り紙付きです。

ただ、正直なところ「WorldSBKでの強さは、トプラク・ラズガットリオグル選手という
稀代の天才ライダーの個性に負うところが大きく、誰が乗っても速いマシンというわけではないのでは」
という見方を個人的にはしていました。

しかし、耐久レースという異なるカテゴリーにおいても、しっかりとライダーや耐久仕様に合わせ込み、
本格参戦1年目でいきなりチャンピオンを獲得してみせました。

長年このカテゴリーを牽引してきた日本のメーカー勢にとっても、非常に手強いライバルが
現れたことを強く実感させられるシーズンとなりました。

バイクに乗っていないファンの応援の形

結果として悔しいシーズンとはなりましたが、まずは激闘を終えたチームに「お疲れ様でした」と伝えたいです。
そして来期もヨシムラが参戦を継続してくれるのであれば、変わらず応援を続けていきたいと思っています。

ただ、ふと考えることがあります。

「自分のようにバイクを所有していないファンは、どうやってチームを応援するのがいいのだろうか」という点です。

一番わかりやすい応援は、ヨシムラ製のマフラーやカスタムパーツを購入して自分のマシンに装着することでしょう。しかし、バイクに乗っていない立場ではパーツを買う機会がありません。

パーツ購入以外で、個人がチームやライダーの力になれるアプローチとして、以下のような形を考えてみました。

  1. オフィシャルアパレルや応援グッズの購入
    Tシャツ、キャップ、タオルなどの公式アパレルや各種小物は、バイクの有無にかかわらず購入できます。
    チームの物販収入に直接貢献できる手段の一つと思います。
  2. SNSでの情報発信やエンゲージメント
    公式アカウントの投稿に対して反応(いいねやリポスト)を送ったり、ハッシュタグをつけて
    応援の言葉を投稿すること。スポンサー企業にとって、SNS上でのファンの熱量や露出度は
    重要な指標となると思います。
  3. 公式配信やメディアでの観戦・注目度の向上
    J SPORTSなどの配信サービスでレースを視聴し、コンテンツとしての注目度を高めること。
    視聴者数の増加は、巡り巡って放映環境やチームのスポンサー価値の維持につながると思います。
  4. 現地観戦(鈴鹿8耐など)でのサポート
    日本で開催される鈴鹿8耐などに足を運び、応援席から応援の意思を示すこと。
    観覧チケットや現地での消費は直接的な支援になると思います。

(思いますばかりで申し訳ございません。。。)
ただ、バイクそのものは持っていなくても、レースに関心を持ち続け、
声援を届けたり、グッズを手に取ったりすることで、少しではありますが、チームの支えになっているのではないか、
と考えています。

おわりに

2026年のシーズンは静かに幕を閉じました。BMWの台頭により、今後のEWCはさらに厳しい戦いが予想されます。

だからこそ、ヨシムラが来シーズンどのように巻き返してくるのか、
静かに期待を寄せながら次のシーズンを待ちたいと思います。

今シーズンを走り抜いたすべてのチームとライダーの皆様、本当にお疲れ様でした。