少し前に、似たようなことを書いたと思いつつ、、、なのですが、
今回は、PCのUSB端子の間隔を適切に保つためのノウハウを書こうと思います。

はじめに

今回は、主にデスクトップPCの背面にある、USB-A端子を対象とします。イメージはこちらです。

こちらの画像は、デスクトップPCの背面ですが、6つのUSB-A端子が実装されています。
この6つの端子を無駄なく使用する=端子間の距離を適切に保つことになります。

原因

6つの端子を無駄なく使用する、ただUSB機器を6つ接続すればよいだけだと思われるかもしれませんが、
本当に接続できるでしょうか。

試しにマウスやキーボードのUSBレシーバー、USBメモリ等を接続してみてください。
その場合、隣の端子は使用できますでしょうか。
接続したUSB機器のコネクタがはみ出ていたりしないでしょうか。
もしそのような状況であれば、隣のコネクタは使用できません。

無理やり接続しようとすれば、接続したUSB機器のコネクタが曲がってしまうかもしれません。
意外にUSB-Aコネクタは幅があります。そのため、デスクトップPC背面のように、コネクタが密集していると、
となりのコネクタが使えないなんてことになりがちです。

対策1

ではどうすればよいのでしょうか。
結論としては、小さなコネクタのUSB機器を選択すればよいです。
ただ、これはとても難しいです。

なぜなら、多くの方は、必要な機能を提供されるUSB機器を選びます。
コネクタのサイズは二の次です。当然ですよね。
そのため、よほどのこだわりがない限りは、USB機器を買ってから、
コネクタを見ることになります。そこで、幅のあるコネクタだったら・・・
もう隣のコネクタは使用できません。

対策2

対策1が難しい場合ですが、別の案として、コネクタのサイズを合わせる、という方法があります。
具体的には、こういったUSB延長ケーブルを必要な本数用意します。

これであれば、同一商品なので、コネクタの幅も同一です。
そもそも、隣にはみ出ないサイズであることが前提ですが、
それをクリアできれば、もう隣のコネクタにはみ出ることはありません。

やり過ぎかもしれませんが、今回のデスクトップPCであれば、こういった商品を6つ購入しておけば、
全てのコネクタを使用することができます。

注意点

対策2を実施する際に注意することを書きます。

  1. 隣にはみ出ないサイズの延長ケーブルを選ぶ。
  2. USB2.0、USB3.0等、PCにあった規格の延長ケーブルを選択する。
    (USB2.0の延長ケーブルでは、USB3.0の速度は出ません。)

まとめ

今回は、仮置きですが、デスクトップPC背面の6つの端子を無駄なく使用する方法について書きました。
最後にまとめます。

  • 隣の端子が使用できない原因は、USBコネクタのはみだし。
  • 対策の一つは、小さいUSBコネクタを使用する。
  • 対策のもう一つは、同一サイズのUSB延長ケーブルで、コネクタのサイズをそろえる。

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