はじめに

今回もSBKについて書きます。

今回は、第11戦、ポルトガルのエストリルサーキットで開催されました。

結果

レース1、スーパーポールとレース2、合計3レースで実施され、
レース1は、トプラク・ラズガトリオグル選手(BMW)、
スーパーポールも、トプラク・ラズガトリオグル選手(BMW)、
レース2は、ニッコロ・ブレガ選手(ドゥカティ)が勝利しました。

前レースまでのトップ2が、各レースで勝利、しかも勝てなかったレースでも2位に入っています。
チャンピオン獲得に向け、1ポイントも落とせない状況ですが、
それでも攻めて、一つでも上の順位でゴールしないといけない、本当に痺れる状況です。

ポイントランキング

チャンピオン争いをしている、2名だけですが。。。

  1. ライダー:トプラク・ラズガトリオグル選手
    マシンメーカー:BMW
    ポイント:580
  2. ライダー:ニッコロ・ブレガ選手
    マシンメーカー:ドゥカティ
    ポイント:541

580ポイント???

トップのトプラク・ラズガトリオグル選手の580ポイントが、どのくらい凄いのかというと、
11戦終了時点で580ポイント、平均すると、1戦で約53ポイントの獲得が必要になります。

あくまで単純計算ですが、SBKは1戦3レース、スーパーポールはポイントが少ないので、
以下のように、全て2位では、53ポイントに届きません。

レース1:2位で20ポイント獲得
スーパーポール:2位で9ポイント獲得
レース2:2位で20ポイント獲得

とんでもないポイントを獲得しています。いや、2位のニッコロ・ブレガ選手も同様ですが。

YouTubeに、トプラク・ラズガトリオグル選手の、今年のSBKのレース結果が表示されていました。
(スーパーポール終了時点なので、560ポイントを獲得した、今年のレース結果です。)

ほとんど1位か2位ですね。。。

本当にとんでもないライダーです。

日本人ライダーとして

長島哲太選手がスポット参戦で出場しました。

ただ、上位に入ることはできませんでした。

長島哲太選手は、全日本スーパーバイク、JSBでは、常にトップ5に入るような、
日本では力のあるライダーです。

MotoGP等にもスポット参戦しており、海外でのレース経験も豊富なライダーなのですが、
それでも表彰台はおろか、トップ10にも入れていません。

ライダーだけではなく、マシンとして、まだまだトップとの力量は凄く大きいということなのだと思います。

悲しいですが、まずは現実を見て、少しでも世界との差を縮めてもらいたいです。