はじめに

(個人向けCPUにおいて、)Intelはオワコン?、といった記事を読みました。

数年前であれば、とても信じられないような、失礼ながらでまかせの記事だと思ったに違いありません。
ただ、2025年現在では、事実のように感じます。

理由はAMDの猛追で、統計によってはIntelよりも高いシェアを獲得しています。

CPUの歴史

あくまで私個人の、しかも感覚ですが、30年以上PCに触れている感覚として、
25年くらい前、AMDはもの凄く勢いがありました。
アスロン?と言ったか、安くて速い、性能の高いCPUを販売していました。
私はその勢いが出る少し前にIntelのCPUを購入しており、とても悔しかった記憶があります。

ただ、その勢いは10年は続かず、IntelのCore2Duoだったか、その辺りから、
Intelの性能に追いつけなくなり、AMDは失速しました。
その頃のAMDのCPUは、特に発熱が凄いとも聞きました。(性能がそれほどでもないが、発熱は凄い。)

その後は、まさにIntelの一強時代でした。
失礼ながら、Intel以外のCPUを載せたPCを購入するのが怖かったくらいです。
法人PCで、いくら価格的に有利でもIntelを選択する、それくらい圧倒的な状況でした。
Intelのラインナップの中で、Core i3 か i5を選択する、それくらいしか選択肢がありませんでした。

ただ、ここ5年くらいはAMDのライゼンというCPUが非常に高い評価を得て、
個人向け、法人向け、どちらでも当然のように採用されるようになりました。
これは肌感だけでなく、HPやDELL、レノボ等のPCメーカーでの採用実績を見ても明らかで、
IntelとAMDのCPUを搭載したPCは半々くらいだと思います。

そういった実績がある上に、価格もIntelに比べて安いので、売れてCPUのシェアが高まるのも当然と思いました。

25年くらい前を懐かく想いつつ

とはいえ、私個人としては、やはり性能が高く、その上価格が安いことが購入の条件です。
これは昔から変わりません。
正直、この条件に合うことが多いのはAMDです。
そのため、現在のPCのCPUはAMDですし、今後もおそらくAMDのCPUを載ったPCを購入することが
多いと思います。

AMD、潰れそうなんて時代もありましたが、しっかり復活してくれて嬉しいです。
やはり選択肢が多い方が健全ですよね。
法人PCでも、選択肢が多いのでちゃんと選ぶ気になります。笑